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世相

平成29年 正月

  • 2017年01月

世相日本世界感じるままに        榎本機工㈱ 社長 榎本良夫

 

「JIMTOF 工作機械産業、ロボット」

 日本国際工作機械見本市、日本で最大の機械見本市が昨年秋東京ビッグサイトで開催された。プレスなどの塑性加工機は分離して奇数年にMF東京として展示会を開催するので今回もプレス機械の展示はほとんど無い。いよいよ切削機械も行き着く先にほぼ到達し、複合化とIoT等通信機能以外に目新しい物が無くなって来た。私は未来学者では無いが、そもそも2030年あたりには自動車からエンジンが無くなり、車の構成部品が激減して削る物その物がなくなってしまう可能性がある。大きな産業市場を構成している自動車産業・自動車部品産業での工作機械の需要が消失してしまう可能性がある。自動車も現在ある自動車メーカーが製造に関わる必然性が無くなり、変な話、誰でも車が作れる可能性も出てくる。

車は運転する物では無くなり、単なる移動手段の一つになるだろう。車は衝突しなくなり、もちろんエアーバッグの必要は無くなる。産業構造が大々的に変ってしまう、大産業革命になる可能性がある。IoTとかインダストリー4.0なんて言っていられない。工作機械の数その物が激減してしまう可能性がある。反面人型ロボットはどんどん生活に入ってくるに違いない。HISがホテルのカウンターにロボット嬢を配置した。最近ホンダのアシモが出てこないが、水面下で何かとんでもない開発をしているのでは無いか?自動車の価格並でロボットが買える様になれば需要はどんと増すだろうが時間の問題だ。我々産業界に居る製造業としてはこの変化の流れにどう対応しておけば良いのだろうか?もちろん色々な客先マーケットを広げ、単一客層を避ける、そして色々な国の市場を対象とする。しかしもう少し産業の奥底を考えてみると、もう一つの大事な解は勘に頼れる職人を多数養成しておく事では無いか?とこれは私の個人的主観である。

 

「おじいちゃんのノート」

 前項から引き続いて読んでいただきたいが、これが勘に頼れる職人技であるはずだ。新しい需要を読む・見つける、そしてそれを長年磨いたわざで開発する。街の印刷屋さんの老社長と老技術者の二人が、今爆発ヒットしているノートを開発したプロセスと経緯はこの社長の自著で詳しく述べられているので是非読んでいただきたい。ノートを開いたとき、どのページであってもフラットに広がり、中央部が膨らまないノートだ。客のふとした発言から、老技術者が「出来るかもしれな」という事になり、それから悪戦苦闘の開発が始まり、もちろん日本人の職人だから最後には完成させる。これはある意味良くある日本の開発ストーリーかも知れない。「挑戦者達」だ。

しかしその後がびっくり驚嘆だ。開発したノートは全く売れないのだ。在庫の山。これを解決したのがこのノートを貰った老技術者の孫の女の子になる。「おじいちゃん、私が助けてあげるよ」とソーシャルネットワークにこのノートを乗せた途端に評判があっという間に広がり、需要が一気に膨らむ事になる。

 

「君の名は」

 真知子巻きを連想するのは間違い無く年齢70歳以上の人だ。若い人には真知子巻きそのものも判らないだろう。

中国の髙鉄(高速鉄道・新幹線)の中で若い中国人の女の子達が、「君の名を?」「(多分、違うよ!)君の名は(多分、だよ)」という会話を小耳にもはさんでいるが、大ヒットを飛ばしている新海監督のアニメ映画は中国でも大いにヒットするはずだ。

二人の主人公が入れ替わる映画は過去もあった。映画「君の名は」はそもそも1953年に、岸惠子と佐田啓二(中井貴一のお父さん)主演で製作された映画で、第二次世界大戦後半の東京大空襲が舞台だ。その時岸惠子が頭に巻いていたスカーフが真知子巻き。

しかし今回の映画はアニメでリメイクでも無い。日本のアニメーション映画の高い技術が、随所で美しい日本の景色を映し出している。まず画の美しさに感動する。ストーリーに出てくる神社に継承された古代日本の文化、特にこの映画のキーポイントの一つである「口噛み酒」も興味が湧く。清らかな未婚の乙女が口で作る酒、が原則で沖縄では長くこの伝統が残っていた。恐らく黒潮文明であろう。そして最も良いなと思えるのは見た人の想像に結果をゆだねている未完での終了だ。日本の映画は結果の結果のそのまた結果までご丁寧にやってくれるのでうんざりする事があるが、君の名は、は、違う。まずもって多くの矛盾点がある。糸守町の人達の多くは彗星のかけらが落ちたことで死んだのだろうか?あるいは後半の部分の様に学校に逃げて助かったのだろうか。主人公の三葉は死んだのだろうか?助かったのだろうか?彗星のかけらが落ちて街の多くの人が死んだという天災が近くの地元で、なぜ多くの人が知らないのか。ラーメン屋のおじさんだけが知っていたのも変だ。沢山の矛盾点があるのだが、それがまた良いのだろう。余韻を残し、見た人の想像に委ねる。良い映画だ。

 

「オリンピック」

 金メダリストはフェアな条件で優勝する限り(つまりドーピングなどの違法な手法出なく)世界から祝福されるべきだ。四年間、365日のたゆまない練習の努力の結果と、試合時の強烈なプレッシャーに打ち勝った精神力。生まれ持った天性もあるはずだが、しかし努力と精神力は後から自己が構築したものだ。凡人にはまね出来ない。バドミントン女子ダブルス優勝の瞬間高橋選手はうれしさのあまり倒れ込んだ。全て終わった、報いられた、その決まった瞬間に喜びのあまり脱力したのだろうが嬉しかっただろう。心から祝福したい。どうやらスポーツも科学戦になっている様だ。水泳はその最たる物だろう。泳ぎの解析分析とコーチングだ。選手一人で優勝できるのでは無く、総合的なサポートが実を結ぶ。科学技術の粋も大きく貢献している様に思える。しかしながらやはりやるのは選手だ。その精神力はすごい。

 

「高等学校、原付免許禁止、プール飛び込み禁止、何でも禁止」

 工業高校の学生の求職面談。「オートバイをいじったりする事は好きなんだろうね」という質問に、「学校で原付免許の取得は禁止されている」と言う返答に唖然としたものだ。そういえばこの頃若い子が原付バイクに乗っているのを見かけなくなった。集団で騒音をまき散らすのも最近無くなったのもそういえばそうだ。しかし自分の事を振り返って思い出すと、原付バイクに始めて乗った時のライダーとしての快感や、自分で点火プラグを調整してみたり、オイル交換をしてみたり、ブレーキの調整をしてみたり、はてまたエンジンを解体してみたりと、そんな経緯がメカ好きになって行った一つの要因だったはずだ。機械いじりが好きになる初歩は、自転車とバイクの解体だった。

昨年11月、東京都教育委員会は都立学校の水泳授業で、今年から飛び込みによるスタートを禁止すると発表したものだ。2020年の東京オリンピックを前にしてなんと浅はかな。確かに飛び込みスタートでプールの底に頭を打って怪我をするケースはあるのも事実だが、何で全面禁止するのであろうか。母親というビッグクレーマーが居るのも事実だ。しかし何でもかんでも禁止禁止で若者の可能性の芽を摘んでしまって良いのだろうか。良いはずが無い。何事にもメリットとデメリットは同居している。陽極があるから陰極がある。マイナス面やデメリットばかり強調されて変てこな禁止指導ばかりしている。教育者は逃げている。

 

「したたか、インドネシア、フィリピン」

 フィリピンのドゥテルテ新大統領がアメリカに牙をむいている。19世紀後半から20世紀初頭に於けるアメリカのフィリピンに於ける殺戮の事実を忘れては居ないぞと開き直っている。当時のアメリカとスペインの戦争はスペイン統治下であったキューバが表舞台であり、同じくスペインの植民地であったフィリピンがもう一つの舞台であった。スペインからの独立を目指し戦争でアメリカに協力したフィリピンであったが、結果はスペインとアメリカが入れ替わっただけであった。それでもさらに独立に向けて、今度はアメリカと戦ったフィリピン人の多くが理不尽にも殺戮されているのである。麻薬撲滅の為の処罰に対しいちゃもんをつけるアメリカに対し、何をいまさら説教する立場にあるのか、と言うのがドゥテルテの言い分だ。イギリス・フランス・スペイン・ポルトガル・アメリカなど植民地支配をしていた国は似たり寄ったりの事をしている。一番ひどいのが中南米・南米に於けるスペインだろうが、なにしろ根絶やしにしてしまったので、もうドゥテルテの様にかみつく政治家も居ない。

インドネシアのジョコ大統領。こちらもしたたかだ。新幹線は中国に注文した様に見えるがまだ着工していない。このままうやむやになってしまうのであろう。

第二次世界大戦当時のタイのピブン首相もしたたかだった。戦時はやむなく日本と手を組まざるを得なかったが、戦後、国際社会からの制裁を見事に回避し、政権に返り咲いている。大国の狭間にある国にはしたたかな政治家が沢山いる。北朝鮮もその一つかも知れない。

 

「韓国混乱」

韓国を知るには、井上靖著「風濤」を読むと良い。今の混乱が良く理解できる。丁度元(ゲン)の軍隊が日本に来た、鎌倉時代の高麗を舞台とした歴史小説だ。一言で言えば重大な時期に為政者達が足の引っ張り合いをしてしまうという事である。現政権の混乱は、中国へ向かうのか、アメリカとよりを戻すのかと言う重大な国際問題を棚上げしたまま混沌とした状態で年を越すことになった。

慰安婦像もまた元に戻ってしまった。釜山の総領事館の前にも設置されてしまった。地方自治体では対応ができず、韓国政府も大統領がそれどころではないので積極的対応策が取られるはずがない。また民意が別に存在するので、まだまだ解決するには時間が短すぎる。

 

「インド紙幣」

 昨年118日夜の大統領発表で、翌日から1000および500ルピー札が紙幣としての効力が無くなる事になった。突然に最高額紙幣が翌朝から使用できなくなってしまったのであるが、思い切った事をしたものだ。新紙幣である2000ルピー札とは翌週から交換が可能であるが一回の交換上限がある。また旧紙幣は1230日までに銀行預金口座に入れる事ができるが、大量の紙幣は出所の証明が必要となり、わいろとして隠匿していた大量の紙幣が紙になってしまったのである。翌日に日付が変る前に金や宝石の購入に走った人も多かったらしいが、手遅れだっただろう。紙幣は元々紙だ、いずれ紙になってしまう可能性がある。

預金や新紙幣の交換で銀行は連日長蛇の列で、紙幣が底をついてしまうとそこで交換は終了と、多くの庶民は大変な思いをしたのであるが、隠匿賄賂の消滅を主旨とした今回の手段は多くの国民の支持は受けた様だ。なにしろ公共投資の国家予算が実際の工事にたどり着くまでに半分近く水漏れするとか言う話も半ば公然に庶民の間で話題になっていた位なので、特権を持たない庶民は喝采した事だろう。モディ首相の思いきった改革手段だったはずだ。新札を2000ルピー札にしたところが味噌だったのかも知れない。秘密裏に印刷する必要は無い。旧札の流通停止はかなり前から計画はされていたのだろう。しかし隠匿した賄賂も少しづつ金のインゴットに交換しておけば良かったものの、はやり大量では出所を追及されたのであろうか?紙幣はいずれ紙になる可能性はある。銀行口座は封鎖される事もある。やはり金か?

 

「暗く沈むタイ、タイメタレックス」

 タイ最大の機械見本市、タイメタレックスは国王逝去の影響を受けずに予定通り昨年11月に開催され、弊社も例年通り出展した。

 

1.タイメタレックス榎本ブース

 

官公庁は1年間の喪が義務づけられ、民間も華美に走らない様にと言うので、黒い服を着た人がやたら目立つのである。お通夜や葬儀帰りの人があちこち沢山あふれかえっているという感じだ。町の看板も派手な物は撤去されて何も無いか、

 

2.消えた広告塔

 

あるいは亡き国王の写真が取って変られている。テレビも延々(多分亡き国王に関する)合唱を繰り返しているチャンネルがある。デパートにも、街角にも国王の写真が飾られ冥福が祈られる。

 

3.デパートの国王追悼コーナー

 

展示会もオープニングの最初には国王を弔うセレモニーが開催された。

黒い服はかなり売れた様だが、暗く沈んでしまっているタイで、経済までが沈んでしまっている。喪章を付けている沢山の人達を見るにつけ、確かに国王の遺徳を偲ぶ人達に亡くなった国王も嬉しいだろうが、国民の為に終生をささげた国王が、経済まで沈むのを喜ばれるのかどうか。

タイは今経済の転換点を迎えている。国内需要は頭打ちとなり、今後産業をどう育成して行ったら良いのか大事な節目だ。亡き国王ほど国民から支持を受けていない新国王、いまだ続く軍政と、為政者の真価が問われている。

 

「インドネシアGM」

 ジャカルタの東、広大はGIIC工業団地にある、これまた広大はスズキの工場の目の前にまたまた大きな工場が建設中である。GMである。しかしながら上海GM五菱汽車、中国の自動車会社と考えた方が良い。GMシボレーの撤退にリンクしているのは間違い無いだろう。シボレーはインドネシアに於ける日本車の牙城は崩せなかった。今回インドネシアで生産する車種は五菱汽車のワンボックスカー「宏光(ホンガァン)」らしい。インドネシアではワンボックスカーの需要が一番高いのが選択理由に間違いない。1.21.4リッターエンジンの小型ワンボックスカーながら車長が長く大きく見える。平均価格帯は50万円前後と、ダイハツやスズキ、ホンダと真っ向から競合する。この車は現在中国でも人気があり、安い値段で傭車すると多くの場合この車が来る。内装の樹脂部品が早く壊れるなど若干作りが雑な感じがするが決して悪くは無く、価格重視のインドネシア市場では当初かなり販売できるのでは無いかと思う。柳州五菱汽車は0.5リッタークラスの小さなミニバンから出発し、現在も中国では多数それを見かける。技術力が評価されたのと恐らく上海汽車がラインアップを図ったのだろうが投資参加した。最近はGM も技術指導しているらしい。中国の会社の工場であるから在インドネシアの自動車部品産業とは一切リンクしない様だ。敷地内には10以上の部品工場も建設され、人材も含めて独自に全部中国から持ってくると噂されている。

 

「ブラジル、宴の後」

 オリンピックが終了した。あまり大きな経済効果は無かった様だ。毎回利用していた大韓航空の直行便も9月末で運休となった。今後の期待感が薄いのだろう。鉄鉱石などの資源輸出は頭打ちで経済が上向きにならない。国内産業保護を意図した輸入関税が高く、良い設備を輸入する事に足踏みがある。景気が向上しないので更新期を迎えた古い設備も継続して使用せざるを得ず、生産効率が悪い。その上安全面での規制が厳しく、あるプレス工場のオーナーは自嘲気味に話すが、「檻の中のプレス」と言う様に、高い安全装置を古いプレスに取り付けるより、プレスを全部柵で囲ってしまった方が安上がりなのでプレスは全部檻の中に入れてしまっている。手が届かないので、作業者は檻の外から工具を使って材料の出し入れをしている。効率は極めて悪いし疲れるだろう。檻の中のプレスは写真撮影できなかったので、柵に覆われたプレスの写真を掲載した。

 

4.ブラジル、プレスの囲い

 

自動車の生産も頭打ちで、多くの部品工場はレイオフをしたり生産時間調整をして急場をしのいでいる。

10月に訪問した工場のたった1社だけ土曜稼働、3直稼働しているところがあった。農業用のカッターや耕耘機部品を製造している会社だった。農業は良いのだろう。

 

「ハグ」

 以前、何かの本で読んだのだが、多分ベトナム戦争で孤児になった子供達の孤児院を訪問した人の著書ではなかったか、従って数十年前に読んだ本の記憶であるが、孤児達がまわりにまとわりついてぴょんぴょんとジャンプする。孤児院の先生が「だっこしてもらいたいのですよ」と言う。子供は抱かれる事で安らぎを覚えるのだろう。記憶が残る前の幼い頃の事だから、私自身赤ん坊であった頃の、その安らぎなど覚えてもいない。昨年の暮れに手術を受けた。年相応に鼠径部が開いて腸が顔を覗かせた。鼠径ヘルニア、いわゆる脱腸の手術である。開いたところを縫合するという極めて簡単な手術なので大学病院では断られ、地元の総合病院を紹介された。しかし腹部を開くので痛いから下半身麻酔が必要だ。背中の脊髄のあたりに注射針をさすので思っただけでもぞっとする。針を刺すとき痛いだけですとか何とか言われるのであるが、いざ手術台のまな板の上に乗るとそうも言ってはいられなくなる。横向きに猫の様に丸くなるのだが、その丸くなった先で女性の看護師が優しく身をつつんでくれて、大丈夫ですからね、、と言ってくれた途端にフッと気が安まり、安心感が出たものだ。遠い昔母親に抱かれた時も同じだったのだろうか。刺された針は大して痛くはなかった。

 

「民意その2」

前回寄稿でイギリスのEU離脱を取り上げた際、これでアメリカの大統領選の雲行きも怪しくなったとコメントした事が的中した。トランプ氏が間もなく次の大統領になる。円高になるなと心配した事は当面杞憂になった。トランプ氏が大統領になれば米経済動向が良くなるという見立ての結果である。それだけ現状が悪く期待感が強いのだろう。だから米国民は変化を望んだ。変化転換を望んだイギリスの民意と根は同じだ。アメリカの経済は良くなる可能性はあるだろう。かなり強引の手法を取ろうとしている。反対に他国の一部は反動で悪くなる国もあるだろう。そもそもトランプ氏の趣旨がそれである。他の国なんかどうでも良いから豊かなアメリカを取り戻すのだという事だ。

今年の政治経済の動向の多くがトランプ政権の施策で大きく変る可能性がある。他国の施策に日本が振り回されるのも面白くは無いが、大市場を抱えた最も重要な同盟国であるから仕方がない。

本稿は正月休暇にまとめる事にした。出張の空いた時間にこつこつと書きためていたのが、最近どこの国のどこに居ても通信事情が格段に良くなり、空いた時間にパソコンでの残務仕事をする事が多くなってしまった。ホテルに戻った時には残務整理はほぼ終わっているので有り難い。早く就寝できる。本稿を書くこと自体一苦労なのだが、間違いを書かない様に行なう下調べは一面自分の勉強になっているのでそれも良しとしている。自分に磨きがかかる。世界情勢はますます悪化しており、今年は大変な年になる可能性もありそうだ。トランプ氏も生きて大統領になれる事を祈りたい。皆様の御健闘も合わせて祈念させていただきます。今年一年、御健闘を祈ります。

 

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